昨日(21日)、平成24年度の診療報酬と介護報酬の改定率が公表されました。
診療報酬は全体でプラス0.004%、
本体の内訳は、医科1.55%、歯科1.70%、調剤0.46%です。
また、薬価は医療費ベースで△1.26%・薬価ベースで△6.00%、
特定保険医療材料は医療費ベースで△0.12%です。
介護報酬も、プラス1.2%の改定です。
その内訳は、居住系でプラス1.0%、施設系でプラス0.2%です。
ただし、介護職員の処遇改善について「これまで講じてきた処遇改善の措置と同様の措置を講ずることを要件として、事業者が人件費に充当するための加算を行う」としていることから、実質的にはマイナス改定と言えます。
さあ、改定率が出ました。
今後大切なのは準備作業ですが、その一方で、国民の方々からの注目がさらに集まるものと考えます。
なぜなら、これだけ大々的に各種報道機関で知らされていることで、国民の関心は消費税のこととあいまって、さらに高まるからです。
プラス改定となっても、今まで以上に患者満足度を高めていく仕掛けづくりが大切でしょう。
特に、患者さんや家族に対する説明をどのようにしてよりレベルアップしていくかが、大きなポイントだと考えます。
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薬価の平均乖離率は、2年前の前回調査と同じでした。そのため、次期薬価改定は、調整幅2%を差し引いても薬価ベースでマイナス約6%(医療費ベースでマイナス約1.25%)前後であることが予想できます。
ちなみに、前回の薬価改定は医療費ベースでマイナス1.23%、薬価ベースで5.75%でした。
さらに特定保険医療材料価格の改定を併せると、医療費ベースでマイナス1.36%でした。
そのため、次の薬価改定は、より厳しいものになることが考えられます。
また診療報酬本体の場合、前回の改定率は1.55%でした。
当時の重点課題であった「救急・産科・小児・外科等の医療の再建」や「病院勤務医」の負担軽減に向けた費用配分であったため、どちらかと言えば急性期医療を提供する側にとってはプラス改定でした。
しかしながら、次期改定では慢性期医療を提供する側にも重点課題が提示されています。そのため、急性期から慢性期・介護への機能連携に対し、重点的な費用配分がされることが考えられます。
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